初節句お祝いのお返し、のしはどうする？お礼状の書き方は？

初節句、なんともうれしいお祝いですね。お祝いをいただいてお返しをする際、のしはどのように書けば良いのか、またお礼状の書き方はどうする？など気になることについてこちらでお話しています。

初節句お祝いのお返しはいつが良いのか？

お子さんが初めて迎える節句は、３月３日は女のお子さん、５月５日は男のお子さんの初節句で、健やかに育ちますようにと、心をこめてお祝いしましょう。

色々な方からお祝いをいただくことも多いと思います。
さて、お返しはどうしたら良いの？

通常はお節句の間近の日か当日、祖父母、兄弟、姉妹、両親で、席を設けてお祝いと、お返しとをかねると良いでしょう。

祖父母などは、初節句のお祝いの席にご招待するのが、お返しになります。
その他の方にはその後すぐか、３月ならその月末頃迄、５月もその月末頃迄にはお返しを贈りましょう。

お祝い返しの相場ですが、
親戚や両親の知人、友人などからお祝いを頂いた場合は、通常３分の１から、半額程度のお返しを贈りましょう。

[紅白蝶結び]の｢のし紙｣に、「内祝い」あるいは「初節句内祝い」と書いて、
下の名前欄にはお子さんの「名前」のみ書いて苗字は書きません。

お子さんの様子などを織り込んだものなど、お祝いを下さった方に失礼のないような、文章で、心からの感謝の言葉でお礼状を書きましょう。

１，季語または季節感のある書き出しを入れる。
　　　　　正式なものや、お礼など丁寧な手紙の場合、特に初節句などは、季節語を入れたほうがいいでしょう。
２，お祝いをいただいたお礼。
３，赤ちゃんの様子
４，今後とも宜しくという文言

　　　様
拝敬　日増しに春めいてまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

先には、　　の初節句にお祝いをいただき、（又は鯉のぼりor雛飾りをお送りいただき）

ありがとうございました。

〇〇もおかげさまで、元気にすくすくと育っておリます。
（早速飾り付けましたら、　　も嬉しそうに手を叩いて喜んでおりました。）

その　　の様子を写真に収めましたので、ご覧いただきたいと思います。

春とはいえ、未だ寒さも残っております。お見お大切になさってくださいませ。

別便にて心ばかりの品をお送りしましたので、お納めいただければ幸いです。
敬具

平成　年　月　日

父の名前　母の名前
子供の名前

初節句のお祝いは赤ちゃんが生まれて、はじめてのお節句の日にお祝いするということですが、お節句近くに生まれたり、赤ちゃんやお母さんの体調などに配慮して、翌年お祝いしても問題はありません。

要は赤ちゃんの健やかな成長と、今後の幸せをお祈りする行事ですので、
皆さんの状態の良い時に、明るく楽しくお祝いしてあげましょう。