和歌山県白浜観光で三段壁に行ってきました。「千畳敷」からも距離が近く周りやすいルートです。三段壁は外の景観を見るだけでも良いですが、別料金を払うと洞窟に入ることができます。
料金はお高めですが、せっかく来たんだし、二度と来るかわからないしってことで、洞窟に家族一同で入ることに。
実際に行ってみてどうったのか。写真付きで感想をお話します。
三段壁洞窟の所要時間は?
私達は所要時間などは考えずに軽い気持ちで行ってみましたが、所要時間自体はそんなに長くなく、人によってですが、15~30分だと思います。
私の場合は、何度も同じ箇所を戻って見たり、子連れだったため、中で記念撮影をしたりして、他の人よりも長く滞在していました。
そのため、時間にして30分はいたと思いますが、普通に見るだけなら15分あれば見れるような場所です。
三段壁洞窟に車椅子やベビーカーでは入れるのか?
洞窟内に行くにはエレベーターを利用しますので、ベビーカーや車椅子で入れないこともないです。
ただ、実際に行ってみた感じ、足場が濡れていて滑りやすくなっている上に、
通り幅が狭い箇所があったり平坦ではなく傾斜があったり凸凹していて、
私感ではありますが、車椅子は大変かなと感じました。
以下の写真のような感じです。
広くて通りやすいところもありますが、狭い通路もあり、これだと、車椅子だと不可能ではないでしょうが、通りにくいかなという感じですよね。
また、ベビーカーも行けなくはないですが、できれば抱っこ紐かおんぶ紐で連れて行った方が良いです。
三段壁洞窟の案内(見どころ)
洞窟のエレベーター内にこのような見どころ一覧が貼られていました。
とりあえず保存。
・漣痕(リップル)
・潮吹き岩
・洞窟内遊歩道
・牟婁大辯才天(むろたいべんざいてん)
・洞窟内でくだける波
等書かれています。しっかり見てきましたよ~
三段壁洞窟内の様子
三段壁に行くと、すぐそばに建物があり、洞窟への案内があります。 ので、何も下調べもせず知識を持たずに行った私達でも、
すぐに洞窟の存在はわかりました。
エレベーターで地底36mの洞窟とあります。 実際に行ってみて思ったのが、地底36mという点よりかは、
外から見るだけだと、崖の上の方から眺めるだけですが、洞窟ですと、より一層、三段壁の中(水面付近まで)下りれるということなんだなと。
言い方を変えればそういうことですw
こちらの入り口から入っていきます。 この建物自体は、お金を払わなくても入れます。
中にお土産が売っていたり、記念写真を撮る場所もありました。
チケットの受付には見どころの写真が飾ってあります。
こちらが洞窟の料金。大人1300円、小学生650円。 幼児は無料です。
洞窟割引チケットを入手するには? 1300円が1000円になる割引の方法についてこちらの記事に書いています。
このエレベーターから洞窟内に入ります。料金が発生するのはここからですね。
到着してすぐ、順路を案内され、入り口付近に「記念撮影隊」が待ち構えています。
全員必須で写真撮影だけはして、帰りに有料写真が売られています。
*ちなみに我が家はこの有料写真も買いましたw
三段壁洞窟内の弁財天様
洞窟内には、水の神様「弁財天様」がまつられています。なんか不思議な雰囲気のある場所でしたが
しっかりとお参りいたしました。
熊野水軍番所小屋
源氏と平家の時代(平安時代末期)の源平合戦で活躍した熊野水軍が当時舟隠しの場として使っていたのがこの三段壁洞窟です。
その当時の資料に基づいて再現されたのがこの「番所小屋」だそうで、ここにも当時の道具や鎧の再現が飾られていました。
洞窟内には、このように熊野水軍についての説明書きなどもあります。歴史好きな人は是非♪
この小屋に出入りする際に 左側のように階段がありますため、車椅子だと、ここは不可だと思います。(足場が滑るので気をつけてください)
三段壁洞窟から水面、そして外を見た景色
洞窟からは外を見ることができ、実に水面近くまで下りていることがわかります。
さっきは上のはるか遠くから見ていた景色が、こんなに近くまで来れたという。
ああ~ さっき、この岩肌を上から見ていたわけだね。まさにこの岩肌&水面と同じ目線に来れたわけです。近距離で撮影できることに感激\(^o^)/
やっぱ、上の方から見るのとは全然違うでしょ!
参考までに上から見た写真 ↓
こうやって比べると、だいぶ下まで来たのがわかりますよね。
そして以下は、洞窟内に水が流れ込んでいる様子。
洞窟内で砕ける波
個人的には、この「洞窟内で砕ける波」が一番盛り上がりました!!
このスポットに到着する前に、何やら奥の方から「ざっぶーん!」「ざっぶーん!」 とめちゃくちゃデカイ音が聞こえてきます。
「え! 何!?」と一瞬思うのですが、「あっ、そうか。波の音だな」と。
ここが写真撮影スポットで、ここから除くと、その大きな波や洞窟の空洞の撮影ができます。
ちょっと身を乗り出して空洞を撮影した様子。
少し波が押し寄せてきました。
ただですね、私の撮影自体が、そんなに波が大きくない時だったので、写真には残せていないですが、
2,3分待っていると、めちゃくちゃ大きい波が押し寄せてきます。 これだけは待ってでも絶対見た方が良いです。
まるで津波が来たかのごとく、ものすごい水しぶきで一気に波が来て、柵付近まで水しぶきと波が一気に押し寄せてきます。柵のところにいると、水がちょっとかかる感じ。
身を乗り出してスマホ撮影しようとしている人は、けっこう危ないです。 びっくりしてスマホを落とさないように!
多少、「波への恐怖」はありますが、ものすごく見る価値はありますよ。 子どもは「キャー!!」と言って大興奮でした。
洞窟の入り口付近は、↓のような感じでおだやかなんですけどね。
奥に行くにつれて岩とぶつかって波が出来上がる仕組みのようです。
奥の方は、波が泡立って白くなっており、津波のような波が押し寄せてきた時はほんとにこわくなりました。 ><
(この写真の、もっと数倍以上も激しい感じです。 記録に残せてなくて残念ですが)
三段壁のなりたち、湯の華の説明
こういった人工的ではない、自然が作り出した景観って神秘的なものを感じますよね。
どのようにしてこの景観が出来上がったのかなどの説明も書いてあり、非常に興味深かったです。
漣痕(れんこん):リップル
約1600万年ほど前に波や潮流によって海底の砂や泥が動かされ、地層の表面に作られたもののことをリップルと呼ぶそうです。
そして、これがどんどんと積み重なって蓄積され、この洞窟内に残りました。
この波模様がキレイで、洞窟内でも1つの「見どころ」として紹介されています。
三段壁の記念撮影
武士の格好をして記念撮影ができます。兜など自由に使って良し。
インスタやTwitterで #三段壁 #三段壁洞窟 など、ハッシュタグをつけて投稿すると記念品がもらえるとか案内が書いてありました。
うちはインスタ投稿はしてないので、それはやらず^^;
うちの子供達も「やりた~い!」と言って喜んで写真撮影。
他に外国人観光客もいて、その人達も喜んで兜をかぶって撮影してましたよ。
三段壁足湯
建物の外に足湯があります。
お湯はぬるめ。子どもでも入れます。
また、建物の奥(外)はこのような庭園風になっていて、こちらも風情があっていい感じ。
三段壁側とは逆なのであまり人に気づかれてない様子でした^^;
感想
三段壁は白浜旅行のついでに寄った場所ということもあり、下調べもしていなくて洞窟は急遽行った場所でした。
実際に料金はなかなかお高いので、こんなに払うならとやめる人もいるようですが
自分は「行って良かった派」です。
和歌山には初めて旅行で行き、次に来ることはもうないかもしれないですし、せっかく来たということで洞窟に入りましたが
もし洞窟に入っていなかったら外からの景観だけです。 それだけだと、物足りなさをすごく感じたと思うので
洞窟に入ることで「しっかり名所を見た」という気持ちになれて自分では満足しました。
行ってよかったと本当に思いましたよ。
個人的には、なかなか和歌山に来るようなこともないなら、ぜひ行くべし! とオススメしたいです。
また、三段壁に行くなら駐車場も有料と無料があるのでお間違えなく!
駐車場についてはこちらの記事に書いています。
>>三段壁に行ってわかった無料駐車場の場所と割引方法。
ご参考にどうぞ~
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