最近、節電エコの観点やデザインの観点から注目を浴びてきている
グリーンカーテンこと緑のカーテン。
グリーンカーテンとは窓の外にネットを張り巡らせ、
そこに植物の葉っぱを絡ませて作っていく壁のようなもの。
これにより日差しを遮り、室内の温度上昇を抑えるという目的で使われています。
ぎっしりと緑を詰まらせて作るので、見た目がカーテンのようなことから
グリーンカーテン(緑のカーテン)と呼ばれています。
そんなグリーンカーテン。
節電だのエコだのと言われてるけど、どんだけエコなのよ?
大げさに言ってるんじゃないの?
なんて思っているかもしれません。
ですが、実際のデータで驚くべき節電効果があることがわかりました。
内容を知ると、「こ、こ、これは確かにエコだわ!」と
驚愕してしまうかもしれません
実際、グリーンカーテンにはどのくらいの節電効果があるのかを見ていきましょう。
グリーンカーテンの効果
植物で、窓の外にグリーンカーテンを作ることにより、
どういう現象が起きているのでしょうか?
植物の葉っぱの中には、元々水分がたくさん含まれています。
これらの葉は中に蓄えている水分を蒸散させる作用があり、これを常に行っています。
この作用があるおかげで葉っぱの温度というのは30度以上になることはありません。
この作用を利用しているのがグリーンカーテンなんです。
葉っぱが内部の水分を蒸散させていると言いましたが、
これは「お水の霧シャワーを常に出し続けている」のと一緒。ということなんです!
よく夏場など、木陰で涼んだりもしますが、
建物の日陰よりも木陰の方が涼しいんですよね。葉っぱが多い方が涼しく感じる。
それはこの作用のおかげだったんですね^^
まさに、自然でできたエアコンとも言えます。
実際のグリーンカーテンの効果ですが、
電力会社による実証データによると、
・エアコンの消費電力の節電率は全て20%以上、平均的には30%の節電率
であるということがわかりました。
・緑化している室内としていない室内では、最大で3.8度の違いがあり、
平均値でも1.7度の違いがあるということがわかりました。
なるほど。
このような数値だけ言われても、なんとなくのイメージはわかりますが、
実際の節約効果的にはどうなの?
と、思いますよね。
エアコンの設定温度を仮に1度下げたとしましょう。
それによって節約の金額は1時間で74円程度になります。
1日10時間エアコン使用したと仮定すると、1日740円。
740円×30日(1ヶ月)= 22200円
の節約になります。
設定温度がもし2、3度下がったら・・・
と考えると、1日中エアコンをつけっぱなしにしている家庭などは
思わずニンマリしてしまいますし、
「これは、やるしかない!」
やるなら・・・・・
→ 今でしょっ! (笑)
と思ってしまいますね。
グリーンカーテン初心者でもできるの?
グリーンカーテンですが、やってみたい!とは思うものの
作り方がわからなかったり、なんか難しそうと誰しもが思うことでしょう。
最初はプランターに植えるところから始まりますが、
自分が想像しているよりも早く、ぐんぐんと成長してくれてますので、
思ったよりも簡単だったという声が多いですね。
最近ではグリーンカーテン栽培セット(キット)なるものが販売されていたりして
導入への敷居もだいぶ下がってきています。
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自分でそれぞれ揃えて準備するのがおっくうだという場合には
こういったものを活用するのも手ですね^^
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