お部屋のお掃除をする際に床の掃除機は掛けますが、壁のお掃除は普段なかなか
やらないものです。
そのためいざ壁掃除をやろうとすると、長年溜まった汚れ、ヤニの黄ばみなどが
ついていて、なかなか落ちないことが多いですよね。
そこで今回は、壁クロスのお掃除に使う洗剤や道具、黄ばみやヤニの
落とし方などについて基礎知識をまとめてみました。
壁掃除に洗剤は何を使う?
<アルカリ性洗剤>
壁のお掃除には、マジックリンなどのアルカリ性洗剤を使用すると効果的です。
洗剤を壁にスプレーし、その後タワシなどで円を描くように軽くこすりましょう。
<クレンザー>
薄黒い汚れなどの場合は、クリームクレンザーに水を少し混ぜて使うと効果的です。
こちらもタワシなどでこすり、水拭きをして、最後に乾拭きで仕上げます。
<エタノール>
ボールペンなどの厄介なよごれには、エタノールやあるいは業務用アルコールが
効果的です。こちらはハンカチなどにつけて軽く拭ってみてください。
さらにクリームクレンザーをつけてスポンジでこするなどすると更に効果的です。
<漂白剤>
白色のクロスであれば、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使うと効果的です。
水に薄めたものを、使い古した歯ブラシなどにつけてこするとなお良いです。
壁掃除に道具は何を使う?
<歯ブラシ>
ボールペンの汚れや細かい汚れには、歯ブラシが有効です。
クレンザーや漂白剤を薄めたものを使い古した歯ブラシにつけてこすると汚れが落ちます。
<メラミンスポンジ>
合成樹脂製のメラミンスポンジは広範囲の汚れを落とすのに適しています。
水につけてこするだけでも効果があります。
<古布>
黒や茶色っぽい汚れには、古布に弱アルカリ性の洗剤をつけてこすると効果的です。
また、しつこい黄ばみには、古布にマニキュア除光液をつけてこすると汚れを落とす
ことができるかもしれません。
クロスの壁掃除をする方法(黄ばみヤニを落とすコツ)
<重曹・アルコールを使う方法>
壁についたヤニなどによる黄ばみは、スポンジや布でふつうにこすっても、
なかなかとれませんよね。
そんな時は、重曹やアルコールなどを使って落とす方法があります。
ヤニの汚れは、主に油性の強いタールと言われています。
そのタールの油分を中和し、緩めて落とすのに適しているのがアルカリ性の重曹です。
重曹を水に溶かして、汚れに直接つけ、ブラシやスポンジなどでこすります。
その後水拭きし、最後に乾拭きすれば完成です。
アルコールも、重曹と同じアルカリ性の成分を含んでいますので、
壁掃除には同様の効果がみられると思いますよ。
また、ヤニの汚れは水溶性ですので、あまりひどい汚れでなければ、
市販の中性洗剤で意外と簡単に落とすことができるものです。
まとめ
さて、壁掃除の方法について、いかがでしたでしょうか。
汚れの中にもいろいろな種類があり、落ちやすいものから落ちにくいしつこい汚れまで、
様々ですが、掃除する方法も多くあります。
汚れにより適切な方法で、壁掃除することをおすすめします。
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