毎年、冬になると、猛威を振うものがありますね。インフルエンザです。
私も経験がありますが、発症すると、大変キツイです。
なるべくなりたくないのですが、なってしまったら、早く治したいものです。
そこで、今回は、インフルエンザの薬、タミフル・リレンザ・イナビルの効果と違い等について、紹介していきます。
インフルエンザの薬タミフルとは?効果は?
・タミフルとは、中外製薬が輸入し、発売している抗インフルエンザ薬です。
・タミフルは商品名です。正式名称は、「オセルタミビル」と言います。
・日本で、一番メジャーな抗インフルエンザ薬です。
・錠剤。
メリット(効果)
・インフルエンザウィルス(A型、B型)を増やさないようにします
・高熱を下げます
・体の回復を早めます
・一番、長く使われている薬ですので、実績もあります
・飲み薬なので、楽に、確実に服用できます
デメリット
・インフルエンザ(A型、B型)の中にはタミフルが、効かないものが出てきたようです
・腹痛、吐き気等がある場合があります
・異常行動等がある場合があります
・C型や、風邪には効果はありません
・以前は、幼児でも、服用できましたが、現在では、10歳代は、使用不可です。
・妊娠中、授乳中でも、服用できます
○タミフルの使い方
1日2回、1回1錠を3日~5日間、水またはぬるま湯で、飲んで下さい。
インフルエンザの薬リレンザとは?効果は?
・リレンザとは、グラクソ・スミスクラインが、発売している抗インフルエンザ薬です。
・リレンザは商品名です。正式名称は、「ザナミビル」と言います。
・世界で最初に開発されたインフルエンザ治療薬です。
・吸入タイプ
メリット(効果)
・インフルエンザウィルス(A型、B型)を増やさないようにします
・高熱を下げます
・体の回復を早めます
・まだ、耐性がありません
・5歳以上で、服用できます
・吸入式なので、ウィルスが増える気道の患部に直接、届きます。即効性があります
デメリット
・吸入操作が、やや複雑な所があります。(元々、喘息などの治療のための吸入器具だったため)
・腹痛、吐き気、発疹等がある場合があります
・C型や、風邪には効果はありません
・4歳以下には、使えません
・吸入装置を斜めにすると、薬が溢れます
・吸い込みで、失敗すること方もいます。
○リレンザの使い方
成人、小児ともに、1日2回 10mg(5mgを2回)、5日間吸入して使う薬。
ですが、吸入のための準備があります。
・リレンザのディスクの準備
1.吸入器のカバーを取って、トレーを出します
2.トレーを引っ張って外します。
3.薬の入っているディスクを、所定の部分にセットします。
4.トレーを本体に、戻します
・リレンザ吸入方法
1.フタを立てて、ディスクに穴をあける
2.フタを戻す
3.吸入器を、水平に持つ
4.吸入の口には、息を吹きかけない
5.吸入口に、口をあて、深く吸う
6.息を止める
7.薬が残っていたら、2.3回、吸う
8.一つ目のブリスターが終了
9.トレーを引いて、元に戻す
10.二つ目のブリスターを、セットする
11. 1-7をもう一度、繰り返す
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://youtu.be/Ap04RgoImaI
インフルエンザの薬イナビルとは?効果は?
・イナビルとは、第一三共が、発売している抗インフルエンザ薬です。
・イナビルは商品名です。正式名称は、「ラニナミビル」と言います。
・日本で、製造承認が認められた最新のインフルエンザ治療薬です。
・吸入タイプ
メリット(効果)
・インフルエンザウィルス(A型、B型)を増やさないようにします
・高熱を下げます
・体の回復を早めます
・まだ、耐性がありません
・5歳以上で、服用できます
・吸入式なので、ウィルスが増える気道の患部に直接、届きます。即効性があります
・1回の吸い込みで、服用が終わります
・他の抗インフルエンザ薬と比べて、副作用が少ない
デメリット
・C型や、風邪には効果はありません
・副作用で、下痢等がある場合があります
・4歳以下で、使えないこともないのですが、十分に吸い込みができるかが問題です
・1回の吸い込みで、失敗する方もいます。
・とても苦い
・喘息などの呼吸器に問題のある方は、発作を誘発してしまうことがあります
○イナビルの使い方
10歳以上の方は40mg(20mgを2本)、10歳未満の方は20mg(20mgを1本)を1回、吸い込みます。
A.ボトルの下をトントンと、机等の固いもので叩きましょう、中の粉を下に集合させましょう。
B.「1」と書いてある方を、スミまで押して、大きく吸います。吸う時には、空気孔を閉めないようにしましょう。
C.「2」を押して、同様に大きく吸います。
薬の吸い残しを防ぐために、吸入するために、もう一度、B.Cを繰り返してください。
飲み残しがあると、インフルエンザの治療の効果にも影響しますし、お金ももったいないです。
インフルエンザの薬って結局のところ、どれがいいの??
副作用順番
1.イナビル 2.リレンザ 3.タミフル
値段の安い順番
1.タミフル 2.リレンザ 3.イナビル
飲みやすさ
1.タミフル 2.イナビル 3.リレンザ
服用回数順番
1.イナビル 2.タミフル 2.リレンザ
ですので、個人的にオススメできる順番は
1.イナビル 2.タミフル 3.リレンザ です。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回は、インフルエンザの薬、タミフル・リレンザ・イナビルの効果と違い等についてご紹介させていただきました。
これで、いつインフルエンザになっても、大丈夫ですね。いやいや、インフルエンザにならないのが一番です。
うがい、手洗い、マスクで、予防対策を万全にしましょう。
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