鼻の中にできものができると、息がしにくかったり声が変な感じに
なったりと、とても不快な思いがしますよね。
普段は鼻にあまり意識を向けることはありませんが、鼻は呼吸を司る
大切な体の器官です。
こちらでは、鼻の中にできものができる時の原因や、治す方法について
御紹介していきます。
鼻の中にできものができる原因は?
鼻は通常、鼻の機能によって
中の粘膜が良好な状態に維持されているのですが、
季節の変わり目や睡眠不足などで免疫力などの抵抗力が落ちていたり、
生理や妊娠などでホルモンのバランスが崩れた時などに
鼻の中の粘膜に傷がつくと、そこが炎症を起こしてできものになります。
鼻の中の粘膜に傷がつく原因としては、
鼻毛が伸びてきたので無理に抜いた場所が傷になったり、
鼻の中がムズムズした時に指を入れて爪で傷をつけてしまったり
が挙げられます。
普段の元気なときであれば、体の免疫機能と修復機能によって問題なく
傷が治るのですが、先ほど挙げた事例のような原因で、
体力や免疫力が落ちていると、修復が間に合わずに傷が炎症を起こして、
できものになってしまいます。
固い場合ってやばい?
鼻の中に、治らないしこりができた場合、鼻腔がん(鼻の中のがん)が
疑われる場合がありますので、早めに耳鼻科を受診して治療を受けた方が
良いと思われます。
その他にも、鼻血や痺れなどの症状が同時にある場合は、早急に検査と
治療をしてもらいましょう。
治らないのはどうすれば治る?
人間には、免疫力と自己修復能力が備わっているので、通常であれば
炎症が自然におさまって治っていきます。
しかし、免疫力や自己修復能力が落ちているような状態の場合は、
炎症がひどくなったり他の場所にも影響が出てきたりします。
鼻の中にできたできものが治らない場合、免疫力や自己修復能力を
健康な状態に戻すことが大切になります。
「免疫革命」の著書でも有名な「安保 徹(あぼ とおる)」教授によると、
免疫力の低下は体温の低下(血流の滞り)と密接な関係がある
とされているので、
体を冷やさないようにして睡眠をしっかりととって免疫力を
上げるようにしましょう。
それでも治らない場合は、炎症を抑えたりする働きのある薬も併用して
できものを治していきましょう。
自力で市販薬で治せる?どの薬を買えばいい?
鼻の中で炎症が起きているおできに対しては、殺菌作用のある薬を
用いることが基本になります。
市販薬では、殺菌成分のクロルヘキシジングルコン酸塩が入っている
オロナインH軟膏が良いでしょう。
それでも治らない場合は耳鼻科を受診して、お医者さんから処方された
薬を使ってみましょう。
まとめ
鼻の中にできたおできについて御紹介していきましたが、
いかがだったでしょうか。
鼻は、人間にとって大切な脳に近い部分なので、おできができた場合は
早めに治療をするように心がけましょう。
もちろん、病気にならないように、体温が下がらないようにして、
栄養のバランスが良い食事をして、睡眠時間を十分にとるといった
生活習慣を整えていくことが、最も大切なことになります。(笑)
この情報が、あなたの健康のお役に立てば、幸いです。
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