ダイエットという言葉が普通に日常聞かれるようになりました。
小さい時は聞いたことがなかったので、
ダイエットは
「 食事の量や種類を制限すること 」
だと、私は思っていました。
飽食時代の現代体重減量のために
身体を使うダイエットとして、ヨガやピラティスなど、
色々なメソッドが流行っています。
私は腰痛持ちだったので、ヨガもピラティスも楽しみました。
今回は、ヨガとピラティスの違いなど、ご紹介します。
ちなみに、ここで言うヨガはハタヨガになります。
私はハタヨガをメインにしてきたので、
今回はハタヨガとピラティスでお話しします。
ヨガとピラティスの違いは?
ヨガのベース、は
ハタヨガとラージャヨガ、カルマヨガ があり、
世間的ダイエットに用いられているのは、
身体のヨガ。
それは、ハタヨガ。
アーサナ=ポーズ
と、
プラーナ=呼吸法を実践するもの、です。
ちなみに、
ラージャヨガは瞑想や食事療法などを意味します。
ハタヨガは
一つのアーサナをキープすることで、
より深めていきます。
観たままのポーズをとる。
それが何よりもわかりやすいかと思います。
ただ、いろいろなところは
注意して行わなくてはいけないことは、
どのエクササイズでも大事なことだと思います。
では、ピラティスは、というと、
呼吸と連動して動きます。
アウターマッスル
=体の表面側の筋肉よりも、
インナーマッスルをしっかりと使います。
一つのポーズでキープする、というより、
流れるように動きます。
一般的に
ハタヨガは腹式呼吸と
言われています。
お腹をふくらまして、
呼吸をする。
ただ、私のクラスで推奨しているのは、
ウッジャイ=さざ波の呼吸 なので、
鼻腔とお腹を少し引き上げたままで行います。
そして、ハタヨガは、
鼻から吸って、鼻から吐きます。
ピラティスは
胸式(ラテラル)呼吸です。
ラテラル=横に開きます。
背中にも入れますが、
胸式ラテラル呼吸と言われて、
鼻から吸って、口から吐きます。
それぞれにどう効果があるの?
ハタヨガは、
アウターマッスル、
インナーマッスル、
両方しっかり使います。
よって、基礎代謝を上げ、
筋肉を作り、外見からも引き締まった身体を作ります。
ただ、多少の柔軟性が必要です。
一つのアーサナの中で、
ストレッチ感を高めることが多いので。
ということは、柔軟性を高めることに向いていると思います。
そして、腹式呼吸は、副交感神経の働きを活発にさせ、
リラックスさせる効果があります。
ピラティスは、
ドイツの理学療法士によって作られたエクササイズ。
インナーマッスル=背骨など体の深層部の筋肉で
体幹を築き、呼吸と連動して動くことで、
持久力、集中力、しなやかな長時間使っても太くならない
筋力アップを目指します。
胸式ラテラル呼吸
胸式呼吸は、交感神経の働きを活発にさせ、
体や頭をすっきりさせます。
交感神経が活発になると筋肉が緊張した状態になり、
これが負荷と効果的に鍛えることができます。
インナーユニットが起動することで、
腰への負担も軽減できます。
ただ、胸式ラテラル呼吸など、
正しい動かし方を知らないと、
あまり効果が得られません。
ダイエットに効果があるのはどっち?
では、効果を列挙してみます。
ハタヨガ
・腹式呼吸により、副交感神経を活性化
=ストレス発散、心身の健康
・アーサナとプラーナを同時に行う。
=身体を鍛練する「 アーサナ 」と
呼吸法「 プラーナ 」を行い、
精神と身体の調和を図ります。
・アーサナによる姿勢改善
・便秘改善や病の回復
異なるアーサナを行うことによって
便秘から癌に至るまで、
予防や症状が改善されたと言う人もいます。
・ヨガは長期的に継続することで効果が得られるとされています。
ピラティス
・胸式(ラテラル)呼吸により、交感神経の働きを活発にさせ、
脳を活性、血行促進、ゆえに代謝も上がります。
・胸式(ラテラル)呼吸は
肋骨周辺の腹横筋という筋肉が刺激され、
歪んだ骨盤を正しい位置に戻し、
バランスのよい姿勢を保ちます。
・動きの中で
Breathing 呼吸
Concentration 集中力
Centering 中心(深層部)への意識
Control 調節、管理、支配
Flowing Movement 流れるような動き
Precision 正確さ、精密さ
6つのポイントを意識して動きます。
・インナーマッスル強化することで、
内臓脂肪が落ちやすくなる。
・インナーマッスルを鍛え、
体幹を築くことで尿漏れや腰痛改善します。
・リハビリとして生まれたピラティスは、
短期間で効果が出ると言われています。
まとめ
私がいつもおススメしているのは、
ピラティスで筋肉を作り、
ある程度の柔軟性と体幹築き、ヨガへ。
ヨガもピラティスも
産後やシニア向けなど、
現在は様々なものがあります。
ぜひ、ご自身に合うエクササイズを
見つけてください。
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